兄弟葛藤という言葉を聞いたことがありますか?
心理学者のユングさんが言われてた言葉です。
小さい時 兄弟の間でお姉ちゃんはかわいいけど私はだめだな とか、 妹の方が両親に可愛がられてるよな とか、
寂しい思いや 辛い思いをして自分は愛される価値がないと思ったり、自分ってダメな人間だと思ったり、
そういうことが自覚していない 潜在意識の中にあってその後の人間関係にも実は影響しているということです。
皆さんが小さい頃はどんなことを思っていましたか?
兄弟でなくても、お友達と比べることもあるかもですね。
私は兄と妹がいて 2人とも結構言いたいことを親に言えるタイプでした。
その中で私はあれが欲しいこれがしたいと、 なかなか言えない子どもでした。
兄はいいな 妹はいいなと思っていました。
お小遣いちょうだいとかお洋服 買ってとか妹が買ってもらうので私も買ってあげようか って言われてたような気がしてたんですね が。。
この前 実家に帰った時に妹が何かの会話の中から、お姉ちゃんはいいよね 長女だから お洋服買ってもらって 私はいつも下がりだった で言ってるのを聞いてん?? と思いました。
妹の中の記憶と妹の記憶が違うんですね(笑)
小学校の卒業式の服もお姉ちゃんの下がりだったって言っていて、、たしかに。。
私は妹の方が可愛がられてて何でも買ってもらえていいなぁと思ってるし、 妹はお姉ちゃんの方が買ってもらっていいなぁとお互い思ってたみたいです。
学生の時は 妹も末っ子気質でわがままで、、私も怒ったりしていましたが、大人になってからは 苦労も多かったんですね
私なら逃げ出すだろうな、という環境の中でも大らかな考え方で頑張ってて、すごいね、尊敬しているよ。とお誕生日の時にメールを送ったんですね。
そしたら、私はお姉ちゃんに嫌われてると思ってた。と。
話してみないとわからないことってありますね。
物心ついた時には妹がいて妹と 兄ばっかりが可愛がられて自分は可愛がられていないと思っていた時期もありました。
中学 ぐらいの時に私の幼い頃の8ミリビデオをみて、まだ妹はいなくて母に抱っこされている小さい女の子。
私もちゃんと愛されていたんだと感じた瞬間 を覚えています。
親や兄弟が ご健在のうちに 小さい頃のこと、 何かわだかもりがあれば取っておくことも大事かと思います 。
わだかまりが取れないとしても、小さい頃の自分を自分で思い返してみて ご自分に話しかけてみてください。
大変だったね! 悲しかったね!悔しかったね!大丈夫だよ!よく頑張ったね!偉いね!
大人になった自分は小さい頃の自分を抱きしめて支えてあげられるくらい、大人になっていると思いますよ。