ヨーガの智慧 2月

今月の聖句は、『我が身をつねって人の痛さを知れ』です。

これを読んでくださっている方は、人の痛さを分かってくださる方ばかりだと思います。

でも、世の中には自分だけよければいいという方も多いですね。

そんな方は中々変えられない。

いつかきっと気づく日が来るだろうと信じましょう。

 

今コロナ禍で、大変な思いをしている方が多いですね。

罹患された方、大切な人を亡くされた方、お仕事をなくされた方。

医療従事者の方はご自分も感染の恐怖と闘いながら、患者さんに「一緒に頑張りましょうね」と患者さんに声をかけている姿には本当に頭が下がります。

死の恐怖をも感じている患者さんが、どれだけ心強いか。

私たちも今まで生きてきた中で、とても辛かったり、大変だった時に、誰かに心を寄り添ってもらい、助けられた、ありがたかった、という経験は誰でも持っていると思います。

今回は、そのことを自分の経験の中からよく思い返してみましょう。

そう思って、自分も思いかえしてみたのですが、すぐには思い出せないものです。

でも、確かにありました!

結婚6年目、中々子どもができなくて、覚悟を決めて近所のクリニックにて不妊治療を始めました。

でも、納得のいく説明がなく、淡々と毎月の治療、今月もダメだったーと、泣きそうになりながら通院しているカーテンの向こうで、ドクターと何やら楽しそうにきゃはははと笑う看護師さんの声に惨めさを感じてしまいました。

不妊治療でなければ全く気にならない光景なんですがね。。

待合室にいる妊婦さんの姿もきつかったですね。。

一緒に頑張ろう!と言っていた友達の妊娠、嬉しい!半面辛い。

年賀状で送られてくる友達の赤ちゃんの写真。

可愛い!半面辛い。。

素直に喜べない自分に失望。。

よく泣いてました。。

主人も協力的では無かったし、だんだんと孤独感、絶望感、怒り、寂しさ。

感情ぐちゃぐちゃでしたね。

そりゃー、、できにくいはず。

そんな時に、不妊治療の専門の病院に行ってみたら、と言われて通い始めた職場の近くのクリニック。

先生が、最初から話をよく聞いてくださって、人は元々種を残しにくい生き物なんですよ。

大変かもしれないけど、一緒に頑張りましょう。と穏やかな声で言ってくださって、本当に救われた気持ちになりました。

看護師の方も、注射を打つたびに頑張ったね。と声をかけて下さって。

治療自体は前のクリニックとほぼ同じものだったのですが、心が軽くなるってこういう事、ありがたかったですね。

赤ちゃんがいないとだめだ!と思いつめていた自分が、ママになれなくても楽しく生きていこうって思えたときに妊娠。

先生も一緒に喜んで下さって、産院選びまで、お勧めを教えて頂きました。

今思い返せばそんなに焦らなくても、と思いますが、当時の事を思い出しただけで涙が出そうになるし、家族でもない、友達でもない先生や看護師さんに寄り添っていただき、本当にありがたかったな。と感謝しています。

なのにですよ、、すぐには思い出せなかった。忘れていたのですよ。

そんなものなんでしょうね。。

他にも、まだまだあると思います。

会員さんからも、大病をしたときに家族や友人に支えらて本当に感謝しました。

施設に預けている母の事が心配だけれども、施設の方がまめに連絡して頂いて本当にありがたい。

転勤族で寂しい思いをしたけれども、行くところ行くところで、誰かが助けてくれるたり、いい出会いが待っていた。と、思い返されていました。

 

瞑想することで、自分の中の記憶から思い起こし、感謝の気持ちや、一人ではない、いつも誰かが何かしら助けてくれたな、という経験を思い返してみましょう。

心が温かくなります。

支えられてるな。

そして、自分も誰かの支えになれないか、寄り添うことができているだろうか。

コロナ禍大変な思いをしている方、私たちにできることは何でしょうか。

考える機会にしてください。

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