毎週、皆さんにヨーガの智慧を、私の私生活の中で感じた身近なものをお伝えするようにしています。

お話面白いわ。と言われるので、少しづつ載せていきますね。

今までのものは、以前綴っていたブログ「つるるヨガ」にも載せています。

良かったらご覧ください。

 

今回は、多様性を受け入れるに関してのお話。

私が所属しているヨーガ療法学会。
年に一回の研究大会今年は札幌だったんですが、オンラインに変わりました。

公演の中に、「アイヌの死生観」のお話がありました。
ヨガなのに何故アイヌ?と思いながら聞いていましたが。。

同じ日本の中にんなに違う文化が!ということにびっくり。

色々あったんですが、印象深かったのは、近所のおばあちゃんが救急車で運ばれた、っていうと「あら、早く死ねばいいのになぁ」と言うそうです。

病院に運ばれて、管につながれて寿命を迎えるということは、アイヌの方にとっては喜ばしいことではなく、日々を生きて、がれきのように崩れて死ぬということが、人間の尊厳を傷つけない死に方だと考えられているそうです。

その考えが、いいねとか、悪いね、という話ではなく、そういう考え方もあるんだな。と受け止められる柔軟な考え方。多様性が大切なんだな。と。

もちろん、暴力とか、奪う行為、だましたり、うそをついたり、貪ることは根本的にだめですよ。
これはヨガでも一番最初にだめとされることです。

自文化中心主義などよく聞きますね。

自国の文化や自分の考え以外のものは間違いであって、それを排除しようという考え方。

私も、そういえば10年位前、主人の事が理解できず、もう離婚だな。と思っていた時期。

友達から「夫婦なんだから、どちらかが完全に悪くて、どちらかが完全に正しいってことはないんじゃない?」

と言われたときに、「えーー私絶対に悪くないのに!」って思ってました。

この絶対に!って思ってるあたり、陥っていますよね。

陥っているときは、完璧だったのに、とか絶対に!って言いがち。

そのことに気が付きました。

自分が陥っていたことに気づくと、人の事も、あら?陥っているわね。と気づきます。

主人もよく「常識やろ」って言いますが、それは「あなたの常識でしょ」って思います(笑)

子育ても自分の中の常識をずいぶん変えてきました。

子どもは自分の思うようには育たない。考え方を変えていかないと、育てられなかったなぁと。

そうやって、子どもに主人にも育てられたのかも。

人は中々変えられない、でも、自分は変えられます。

多様性を受入れる力を持って、柔軟に。

特に今はコロナ禍。一緒に乗り越えて行きましょう。

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