ヨーガ療法学会 2024年度学術大会
5月に行われたんですが、、今頃😅
今年のテーマは 緩和医療とヨーガ療法でした。
療法士の仲間の先生方も ホスピスにボランティアで行かれています。
色々な終末期医療を担当されている先生方から貴重なお話をたくさん聞いて学ぶことができました。
ホスピスのたくさんのボランティアの方が関わっていらっしゃるのですね。
傾聴ボランティアとかアロマテラピー ボランティアなど様々な方が関わっていらっしゃいます。
もうすぐ死を迎える、、そんな中で
「元気」な 私たちがどう関わっていけるのか。わかってあげられるのか。
どのように聞き取るか、傾聴の仕方、大切なことを言われていました。
傾聴とは オウム返しのようにその人の言葉を繰り返していくことで理解しようとしている、こちら側の気持ちも伝わっていくそうです。
「辛いんです」と言われると「辛いんですね」 と返す。
「死にたくないんです」と言われたら「死にたくないんですね」と返していく。
患者さんはこの人は理解してくれると思うと、次々と 思い残したことを語り始めて、、
スッキリとしたお顔で旅立って行かれるそうです。
日常の私たちの生活の中にも それは生かされますね。
人の話を聞くとき その人の言いたいこと全部を理解することは難しいですが、 オウム返しで返していくことでその人を理解しようとしている気持ちは伝わると思います。
アドバイスをしたり 何かすぐに答えを出すということではなく、聞き取るということ。
とても大切な事。
自分の心に対してもそうです。
今どんな気持ちなのか?悲しいと思っているのか?辛いと思ってるのか? 悔しいと思ってるのか? 疑っているのか?
腹が立ってるんだね。。悔しかったね。。と、自分のことを聞いてあげましょう。
すると自分の心が安心して、もっともっと 自分の本心が出てきます。
感情に蓋をして感情を押し殺すのではなく、 自分の声をちゃんと自分でも聞いていきましょう。
そこから安心感が生まれます。
自分で自分を癒す力です。
日々の生活の中にちょっと 取り入れてみてください。
きっと何か役に立つと思います。